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りぼんのはじまり

私は、もともと、特別支援学校の教師を16年していました。
障害がある子どもたちやお母さんたちと一緒に過ごす中で布おむつに出逢いました。

布を通じて、その肌触りの優しさが体の緊張を弛め、紙おむつに比べて、替える頻度も多くて、
「気持ちよくなったね~。」
「教えてえらかったね~。」
などという大人から、子どもたちへの言葉かけや、体を触れたり、抱きかかえたりするスキンシップも増え、布おむつにすることで、保護者と子どもたち、教師と子どもたちとの関係がより一層仲良くなり、近く感じるようになると感じていました。

また、排泄の練習に関しても、おむつはずれがとても早くなり、布おむつが、いかに、感覚をしっかり感じさせてくれるものかということに感激していました。

生まれた時から、ずっとたくさんの薬を飲んでいた子どもたちが多かったので、ホルモンバランスが崩れて、月経がとても早く5歳くらいでやってくる子どもたちもいました。紙のナプキンでひどくかぶれてしまう子もいて、一枚布を紙ナプキンの間にはさんであててみると、赤みが引いたり、かぶれがなくなったりしていました。

店主大原まりあさん

学校の中で私たち教員も、なかなかトイレに行けなくて、排泄できないストレスや、教育という場所でのプレッシャーなどで体や気持ちが元気がなくなる同僚もたくさんいました。
身体からしっかり出す。排泄・排出することの大切さをこの時に深く感じました。おしっこやうんち、そして月経もリズムをもって、無理なく出す。その感覚についてもちゃんと感じる、意識することの重要さ。

忙しい生活をしていると、この大切なことをすっかり忘れたり、無視したりしてしまいます。
女性は特に、家庭において、職場において、自分を二の次にしてしまいがち。
自分の感情や感覚を抑え込んでしまっている時も少なくありません。
まずは、自分を大切に、自分自身を愛おしんで暮らしてほしい。

そんな思いが私の中でどんどん高まってきました。

地球上の女性が笑顔で自分を大切に愛おしんで暮らすと、
まわりの赤ちゃんも男の子も、大人も子どもも、みんな元気になって、
どんどんそのパワーが広がりはじめると思います。

そんなお手伝いが少しでもできたらいいなぁという夢をもって、私はこの「布なぷきん・布おむつ専門店りぼん」を始めました。
全て手作りの小さな小さな会社ですが、おっきな夢を目指して、たくさんの素敵なものを作り出したいと考えています。

名前の由来

・女の子のかわいらしさの象徴であるリボン

・Re・born...再生、生まれ変わり、本来の力を取り戻す

・「子宮の力を取り戻そう」....布ナプキン、尿漏れパッド、草木染め

・「昔ながらの子育てを見直そう」...布おむつ、母乳育児

・「自分を愛おしんで、毎日を丁寧に暮らそう」

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